今更ながらFate HFⅡ lost butterfly 観た雑感想

えっここで終わるんすか！？よくリアタイで観た方々今の今まで新作我慢出来たなあと素直に思ってしまうくらいの引き。ありがとうございました。

あと個人的には今作の誰よりも人間らしさとかませ犬っぷりを兼ね備えていて、自分の中では嫌悪感よりも好感の方が勝っていた慎二君が最後の最後でガチの屑に墜ちてしまってこれは流石に擁護出来ないな...と。

全体的には戦闘シーンはさることながら飯の描写、更には新要素のエッッまで。

一般的には戦闘作画が1つのウリとされている中で全く別ジャンルの作画に関しても他作品を越えてくるufotableさんの作画力には驚かされるばかりでした。

ストーリーに関しては、何故今までの√においてライダーの途中離脱が多かったのかという疑問が解決されたり、UBWを観た方なら分かってもらえるであろうアーチャーの離脱シーン等、過去√の展開を踏まえた新たな気づきや感動を味わえた。

勿論、HF独自のストーリーも観応えがあったというべきか何というか。

「正義の味方になる為には倒すべき悪が必要だ。」

第一章で既にこの先の展開を見据えていたかのような言峰の台詞がフラッシュバック

その悪が士郎にとっての最愛の人であるという事。

この自己矛盾に答えを要求するかの如く浸食されていく精神。

恋人なら誰しが思う些細で且つ切実な願いも打ち砕かれる運命の歯車に何より心えぐられた。この続きを劇場で近日観られるのかと思うと楽しみでしょうがない。

ハンカチは確実に持って行きます笑。