｢悪くはない。されど……｣新サクラ大戦 the Animation1話感想

※本感想は管理人の独断と偏見で綴ったものなので予めご了承を。

※管理人は原作未プレイ。TVアニメが初絡みです。

｢歌劇｣と｢華撃｣を兼ねたキャラの戦巫女的な位置づけ。実際にあった時代設定とSFを掛け合わせた世界観。導入としては非常にわかりやすかった。？マークが付くことなく自然に設定を理解させ作品へ入ることが出来たことには素直に好感を抱きました。

ただキャラ同士の掛け合いや恋愛要素に関して、あまりこれといったような作品の魅力を今話のみでは見出す事が出来なかった、若しくは出来そうにないと感じたのが本音。CG技術(？)を用いたヌルヌルの戦闘シーンも別段悪くはなかったが、それが1クール通しての観所になるかといわれれば微妙な所。

個人的には、隊長という男キャラを通して、クラーラに対するサクラの嫉妬が映し出された時の表情や挙動は可愛らしかったが、他の任務があるとかなんかで今話を以て彼がサクラ達の元から離れてしまうという展開があったことから、上記の期待は次回以降持てそうにない。

恐らくTVアニメではサクラ達視点で物語が進んでいくのでしょうが、自分としては隊長視点からヒロインのデレ具合を映していった方が良かったのでは？と1話段階では思ってしまった次第です。

まあまだ説明も兼ねた初回というのもあるので、この時点で切るのは総計だとは思うし、OPの曲調や劇伴部に惹かれた所もあるので、引き続き視聴してみようと思います。

クラーラの新入り展開や、彼女だけが生還した事件の謎などから始まる今後のストーリーに期待したい所です。