なゆーのテキトーブログ

普段はTwitter(@oxygen60499747)より感想兼考察を投稿していますが140字では抑えきれなかったリアルでは言えないアニメへの想いをひたすら綴るブログとなっております。自分が感じた事を上手く言語化出来るように善処します。

「最早、物語としては墜落の予感?」空挺ドラゴンズ5話感想。

いや普通そこは肉じゃなくて頭狙う所でしょ、、、w

折角序盤から緊迫感漂う空賊の追撃だったのに拍子抜け。

上記の割に空賊の小物感もの凄いし、すぐ怖じ気づくし。特にやられた後やけにミカに優しい所。肉を使って釣ろうとするのは分かるけどそれなら何故ミカを撃たないのかって、、、。そこを含めて空賊らしからぬ優しさを見せられて正直冷めてしまった。

別にコメディとしては観続けられないほどではありませんでしたが、別に笑いを求めて今作品を観ている訳ではないので。何か個人的にはシナリオが薄味になったなあという印象です。例えるなら前回までは美味しい肉まんを食べていたのに今話から急に中身が入ってない皮だけのまんを食べさせられた感じ。(大して上手くない)

何だろ、もっと以前はクィン・ザザ号若しくは乗組員全体に起こる出来事の他にも、ジローの本来の人柄を垣間見させてくれた3話(話の主軸は嵐の突破)や空に懸ける想いが強いミカと地上に居場所がなかったからと消去法のような思考でクィン・ザザ号に乗ったヴァナベルを対比させた4話(話の主軸はハスキーボイスを発するドラゴンの捕獲)だったりと必ず人物1人1人にフォーカスした展開があったはず。

そこに作品としての良さを感じ始めていた所でのこの5話ですよ。

確かに、タキタが空賊に撃たれそうになったのをきっかけに、目を豹変させ単独で乗り込んでいったミカから彼の仲間思いな一面を汲み取る事は出来る。

でも、前話の時点でミカが空に馳せる想いの強さ、誰よりもドラゴンの命を軽んじていない真面目な人柄を既に推測することは出来るので、そんなに新鮮味はなかったし、正直1話丸々そこだけを見せたいが為に空賊のエピソードを入れる必要性も感じない。それよりももっと他に掘り下げるべきキャラ、掘り下げていないキャラがいるでしょ、、、という感情が先行してしまった次第。

空賊と対峙するシーンが序盤の緊迫感と比べると台無しに近い空賊の弱さ。

その合間に挟まれるキャラの掘りも浅い。

正直今話でなにをしたかったのかがイマイチ分かりませんでした。

次回以降に期待です。