なゆーのテキトーブログ

普段はTwitter(@oxygen60499747)より感想兼考察を投稿していますが140字では抑えきれなかったリアルでは言えないアニメへの想いをひたすら綴るブログとなっております。自分が感じた事を上手く言語化出来るように善処します。

何故「からかい上手の高木さん」は尊いのか

こんばんは。先程、からかい上手の高木さん2期11話を視聴して興奮が収まりきらないnamuと申します。

という訳で、今回はタイトルの通り「からかい上手の高木さん」に登場する西片君と高木さんの関係性が何故尊く感じるのかについて自分なりに考えを綴っていこうと思います。※ただの自己満企画です

結論から言うと、"今作品には2人の魅力を際立たせる2重の尊さが含まれているから"だと僕は考えます。

詳しく述べていきます。

主に「からかい上手の高木さん」は、からかわれる側の西片君とからかう側の高木さんの会話劇によって話が進行していきます。

ただ、ここで重要なのは、その過程であたかも高木さんが西片君に恋心を持っているのでは?という言動が多々見受けられるという事です。アニメでも2期からそれを匂わす描写が多くなってきました。

勿論、からかうからかわれる2人の会話だけでも十分悶えさせられるのですが、同時にいつまで経っても西片君に伝わらない高木さんの恋心に対するもどかしさ、という悶えとは相反する気持ちも覚える訳です。

そしてそのモヤモヤを解消、浄化してくれるのが1期の無意識的なクリティカル回や2期11話の意識的な夏祭りへの誘いというように、 西片君側が高木さんにアプローチをかけるという展開。

この差し込みによって2人の関係性に1歩1歩の進展が観られる。(=高木さんの恋心のモヤモヤの解消へ繋がる)そして、そのアプローチに対する高木さんの反応がまぁ可愛いんです。

ここで一層悶えさせられる1つのポイントになるのは 普段の(←ここ大事)高木さんは内心こそは恋心を持っていると思わせつつも、それを接態度には一切出さないという点。

だからこそ時々のアプローチ行動に対して、ついつい出てしまう彼女のあからさまな微笑みだったりハッキリとしたデレがより魅力的に映るという訳です。端的に言えば高木さんのデレを見せる上品さが素晴らしいという事です。全くここには安っぽさを感じさせない。

まとめると「からかい上手の高木さん」には

·普段のからかいからかわれる2人の会話劇

→尊さはある一方、伝わらぬ高木さんの恋心に関してはモヤモヤ

·そのモヤモヤを浄化する西片君の無意図なアプローチ

→高木さんの直接的過ぎるリアクション(デレる描写)

この2重の魅力が味わえると言えます。

故に飽きが生まれず常に尊さを味わう事が出来る。

それに加え、アニメーションに至っては2人の関係にピッタリとハマった歌詞が印象的なカバーEDを用いる演出で更に尊さの度合いが増す。一言で言えば泣いてしまうくらいの尊さ。いや、本当ですよ?現時点で日常系作品におけるキャラの関係性に泣いてしまう&それ相応の尊さを見いだせるのは西片君と高木さんしかいないと断言出来るくらい僕はこの作品が大好きです。