なゆーのテキトーブログ

普段はTwitter(@oxygen60499747)より感想兼考察を投稿していますが140字では抑えきれなかったリアルでは言えないアニメへの想いをひたすら綴るブログとなっております。自分が感じた事を上手く言語化出来るように善処します。

2019夏アニメ個人的総括兼推し紹介

※本記事はあくまで主観的な感想を述べたものであり、作品自体を貶す意図は一切ありません。

もくじ

 

かつて神だった獣たちへ

「擬神兵は人間なのか獣なのか」「ケインへの復讐」

前季における某妖精作品に比べ、物語の本筋、見せたい所が分かりやすく描かれていた1話には好感が持てた。

ただ従来の誓いに縛られるハンクの葛藤に救いが差し伸べられるまで、即ちシャールと2つ目の誓いを結ぶまでが遅い。というのも、今作品のほとんどを占めていたのが結末の後味の悪さ。更にハンクの葛藤や絶望の連鎖がそれらに重なり、光が一切見えない且つ単調な展開。正直、途中から視聴するのが億劫になる程の感情に。

勿論、シャールと2つ目の誓いを結んでからはストーリーに一筋の光が見えたお陰で多少追い上げたとは思うし、ハンクの葛藤に1つの着地点を得たという意味では最終話の結末に納得はいくものの、全体として見た時にはやはり1話で抱いた期待を超えてくれなかった気持ちの方が大きい。前段落の印象の方が強く残った。

その2つ目の誓いまで続いた後味の悪さを上回る要素も無かったし、中盤から終盤にかけて行われたシャールやライザの可愛さ演出だけでは役不足かと。

一概に面白くないとも言えないし面白いとも言えない。そんなどっちつかずな作品だった。

 

手品先輩

終始、ギャグのお下品さを他の要素(助手君のツッコミセンスや先輩の可愛らしさ)で上回れるか否かの戦い。

中には素直に先輩を可愛いと思えたり、ウザイ先輩を冷たくあしらう助手君のやさぐれ感で笑う回もあったが、先輩自身がお下品なギャグをしてしまう描写もあれば、ツッコミの面白さよりもエロを露骨に見せる不快感が勝ってしまう回もあったので安定はしなかった。

ただ8話の「咲く」と「割く」の掛詞を用いたオシャレなツッコミは個人的に高評価。唯一唸らされた上品な笑いだったと思う。

特に、こういうギャグや可愛さ1本に絞る15分作品は設定次第で好みが別れるジャンルだと思います。私はあまりハマれないタイプの作品でした。すみません。

 

ソウナンですか?

ジャンルは違えど個人的に「徒然チルドレン」の再来かと。30分枠で放送して欲しかった。

今作品の評価すべき点はギャグのみで押し切るという15分作品特有の構成にしなかった事

蝉を食べる、魚の血を飲む等生き抜く為のぶっ飛びネタだけではなく、徐々にサバイバル生活に慣れていく3人の間とほまれの絆が深まっていく展開。この2つを同時並行で描かれた点が面白かった。特に絶望に見舞われた5話以降から作品としての魅力が徐々に突出。

紫音が自分の我儘気質を反省して仲間の為に力になろうと頑張る過程や、ほまれが父親の教えを拒んで紫音を助けにいく流れ。キャラの成長をピックアップして描かれた点も良かったし、「夏の試合出たかったな…」という明日香の発言等については彼女達が事故に遭う以前の過去を掘り下げ、遭難のリアルさをより演出させる事も、尺があれば出来たはず。ここも15分枠では足りないと思った1つの理由。

あとは紫音の見かけた船が見間違いであったことから覚える絶望、その感情が他の3人にも伝染する5話等、遭難で起こるであろう ダークな部分を見せる事によって、サバイバルの本格さが増し、その後EDが流れ、皆が希望を取り戻す歌詞演出がより感動的に映る要因に

そしてその本格的さが増幅したお陰で一見グロい、下品だと思うような展開さえもギャグとして認識させてくれた点も凄かった。

特に最終話の水分補給方法を1話で見たら確実に不快感を覚える事だろう。それを笑いに変換出来たのは彼女達の置かれた状況が如何にリアルなサバイバル環境であるかというのを証明してくれる1シーンでもあった。

何度でも言う。今作品は15分の器ではない。

 

彼方のアストラ

B5班が紡いできた旅と物語の本筋(アストラにおける人類の行く末)がラストは綺麗な一本線で繋がる大変気持ちの良い友情作品。特に後日談を混じえ、充足感で満たしてくれた最終話は今季の中でもトップクラスの出来。

1話から始まっていた腕を印象づける伏線。宇宙空間に置いていった師匠とカナタの写真と11話で宇宙空間に吸い込まれたカナタの腕との共通点

1話でシャルスを繋いだ手が右手だった点にもゾクゾクさせられたし、最終話でB5班全員で思い出を振り返る場面でフニを助けたカナタの手も右手。過去に師匠を助けられなかった手も右手

ここから、旅における出来事はB5班の皆をカナタが助けるだけではなく、同時に師匠を助けられなかったというカナタの過去にも救いが差し伸べられていたというストーリーの抜かりの無さを改めて感じる事が出来た。まさに助け合い助けられる関係性。この表現が大変秀逸。

だが個人的にはこれらの怒涛の伏線回収ストーリーの作り込みはあくまでサブ的な面白さ。

SKETDANCEファンとしては、シリアスな場面の合間でさえも差し込まれるB5班の和やかな雰囲気や終始繰り広げられた独特な例えツッコミ(「飲み会かよ!」「すみません、チャリ拾っちゃったみたいなテンションで言っちゃって」等)があの3人組を彷彿させ、コメディパートだけでも十分ハマれた作品。

 

ダンベル何キロ持てる?

たとえ水着回でもジムを離れても、決してヒロインの可愛さをいつも以上に際立たせる事もなく、あくまでも筋肉一筋を貫く構成が面白かった。(個人的には今作品に全くエロは皆無。筋トレ御教授には感心と関心のみ)

ただ終盤に近付くにつれ、ネタ被りが発生したために失速した感は否めないものの、街雄さんのキャラの濃さで何とか繋ぎ止めてくれていた印象。彼は筋肉講座だけでなく、2話のサイドチェスト割愛や12話で彼の出したスイカ割り案を即却下される流れ等、ひびき達との掛け合いにおいても「笑い」という存在感を発揮し、今作品には最早欠かせない存在へ。

また個人的に惹かれた点は、今作品の核として描かれたのがコアな筋肉ネタではなく、あくまで初心者を筋トレの世界へ誘う事に物語が練られていた点。

何事もトレーニングと捉える思考だったり、自宅で出来る筋トレ、器具の代用品等ををいくつも提示してくれたお陰で筋トレ初心者でも気軽に筋トレを始める切っ掛けを作ってくれた作品だと思う。(地味に自分もその1人…笑。)今後もモチベ増し増しになるOPED片手にぼちぼち継続していきたいと思う。

 

うちの娘

ラティナを可愛い!と思えるか次第で今作品の評価自体もガラリと変わった。そんな印象。

序盤はラティナのあどけなさだけで完走確定演出に値していたのですが、5話の闇堕ち回からその自信が⤵︎ ⤵︎

ラティナの可愛さよりも彼女が成長していく過程へと作品の本筋が逸れた事個人的に評価が落ちたポイント。

決して彼女の成長を見せるのが悪いと言っているのではなく、それを描く過程で彼女の可愛さが目立たなくなってしまったのがマイナス点。6話以降の旅パートからその傾向が顕著に。

勿論その下りは、5話でラティナが味わったトラウマを、様々な人々との出会いによって解消させる(=ラティナの成長へと繋げる)というストーリー上の意図があるのは理解出来るが、それが面白いかと言われればそれはまた別の話。加えて、その道中でラティナに芽生えた恋心。それにより2人の従来の親子関係が崩れるのでは?という危惧が渦巻いてしまった点も不穏だった。

だが、嫉妬するラティナの可愛さ×成長描写の両立という自分が望んでいた形を描いてくれた最終話は良かった。この両立が出来るのであれば、これを5話以降からやって欲しかったなとつくづく感じた。

デイルに対するラティナの恋心が危惧というマイナス感情ではなく、純粋に彼女を可愛いと思えるプラス材料に働いてくれた点が良かった。

まさに、"可愛いは正義"。その信念が今作品の根幹であると最後に改めて思える12話でした。

もう1つ追記しておくと、デイルの元想い人をもっと早めに登場させ、ラティナの可愛さを演出して欲しかった。ラティナの可愛さと魔族としての宿命に関する掘り下げがもっと早く両立されていれば、今作品を面白いと思える最高のレールに早い段階から乗っていたと思う。

 

ギヴン

今まで自然と拒んでいたBLというジャンルに新たなる境地を齎してくれた作品。出会えて良かった。

バンドが成長していく過程の中で、渦巻く恋心とそれを映し出す繊細な文学的な表現にまず惹かれた。

キャラの過去回想も相俟って、想いを伝えたくても伝えられない同性愛ならではの辛さというものが、視聴者が仮に男性であっても容易に伝わってくると思う。加えてそれが恋愛事情持ち込みNGなバンド内で全てが動いている為に仲間としての関係がいつ壊れてもおかしくない危うさと緊迫感が焼き付けられる序盤から中盤。

何より良かったのはその緊迫感から一気に解放させてくれる9話のライブシーン真冬の激情が解き放たれる歌声の力強さから、それまで否定的だった同性への恋心を肯定的に見せるサブタイ演出弦を人間関係に例えるメタファーや過去回想が素晴らしかった。

まだキツめなのは無理だが、これからもBL作品の開拓は続けていきたい。ギヴンより上、若しくは同等の繊細さが描かれるBL作品があれば是非自分にまで御一報くだされば幸いです。劇場版も楽しみです。

 

女子高校生の無駄づかい

ギャグ作品として1つ2つ頭の抜けた作品。

BGMを途中でぶつ切りにするシュール感&オタとワセダのキレのあるツッコミによる笑いは勿論のこと、全キャラを満遍なく掘り下げるタイトル詐欺級の無駄のない構成。 キャラの深掘りとギャグの笑いが終始両立されていた点が今作品独自の魅力。

特に序盤から中盤。1人のキャラクターを中心に話が進みながらも、バカオタロボを筆頭に既存キャラ達の掛け合いも描かれ続ける。結果、終盤にかけてのオタ回や最終話における3人の友情には涙ぐんでしまう程、キャラへの愛着が存分に湧いてきた印象。

だがそんな良い話の中にも抜かりなくギャグを落とし込んでくる、素直に感動させてくれないのも、また今作品の持ち味。特に12話に関してはギャグの笑いに対して流れた涙とバカオタロボの友情に対して流れた涙の両方の感情が溢れてしまい、今まで観てきたギャグ作品には味わえなかった新鮮な気持ちを味わう事が出来た。

他、個人的に今作品の推したい点は「触れられない笑い」が随所に見受けられること

今作品におけるギャグ要素は作中のキャラがツッコミ役に回るのではなく、時に視聴者がツッコミ役へ誘導されるモノが存在する。

それ程ふんだんに詰め込まれているギャグ要素にも改めて今作品の抜かりが無さが伺える。特にロボとヤマイ。作中では一切触れられないが、学校の窓際で木に登ったヤマイが下りられずに救出される姿や、バカ達が会話を繰り広げる後ろで半田ごてをするロボの姿等、作中の人物達では全くつっこまれないギャグにも楽しめた。

あとはロリの可愛さ長縄まりあさんのロリボイスの幅の広さには改めて敬服すると共に、ロリリリイマジメのカップリングも◎。ロリが大人になろうと奮闘する3話と9話なんてもう最高です。ありがとうございます☺️

面白い×可愛い×キャラに愛着が持てる

この3足のわらじを履いたギャグ作品に未だ僕は出会った事がない。現状、最高です。

 

フルーツバスケット(2クール目まで)

今作品も「ギヴン」同様、少女漫画に対する自分の偏見をBLに続き、容易にとっぱらった作品。

カッコよすぎる男性キャラや逆ハーレムに近い日常シーンを観続ける事に全く持って一切引け目を感じさせない、むしろそう思う事が恥ずかしいと思ってしまう程に作り込まれたシナリオ、透や今日子さんのワードセンスの秀逸さ終始光っていた印象。

草摩の呪い、様々な人物の悲しき過去を優しく包み込む透の言葉には何度も感動させられたし、各人物の過去回想に容赦なく辛さを突きつけられるダークな描写がより感動を増幅させてくれた気がする。

また、新キャラを登場させる比較的ドタバタで和やかな日常回でも草摩家としての現実を突きつけられるダークな演出は変わらず挟まれていたので、この2クールに全く飽きは来なかったし、個人的にはこのような穏やかな日々がいつまでも続いて欲しいとさえ思わせてくれた。

3クール目も楽しみです。

 

荒ぶる季節の乙女どもよ

序盤は性に振り回されるキャラ達の思想や行動等の笑える面白さと1話の電車演出を筆頭とした演出面の巧さの2つが群を抜いていたが、8話以降はその面白さが薄れて演出面の巧さが一人勝ちしたという印象。

好きな人への想いと体の変化の食い違い等女性だからこそ描けるノローグ演出性に纏わる男女間の違い等が随所に見受けられて、唸らされる場面がいくつもあったし勉強にもなった。

個人的に一番良かった点は、久しぶりに幼馴染√を観られたことにある。

時間経過によって変化した気持ちとそれでも変わらないものを対比させる8話の握手描写幼き頃からほのかに抱いていた、けど届かなかった恋心がようやく伝わる過程をキャッチボールをメタファーに用いる演出。どちらも彼の昔と今の両方を知っている幼馴染という関係でないと描けないアドの突出のさせ方には脱帽。何度も悶えさせられたし、8話幼馴染エンドには思わずガッツポーズが笑。何度も堪能させて頂きました。

 

Re:ステージ!ドリームデイズ♪

夢に向かって走り続けるKiRaReの6人を純粋に応援したくなる作品。どんなクールでも色褪せぬ王道作品としての魅力や素晴らしさを見事に示してくれたと思う。

まず、舞菜やかえ達が謡舞踊部に入部するまでの過程やアイドルへの夢を一度諦めた彼女達の過去等をしっかりと掘り下げ、キャラに愛着を持たせてくれた点に好感。

また、KiRaReというグループ名に込められた"Re"というワード。彼女達が歌う歌詞や物語の展開(主に11話)にも絶えず1度諦めた夢を次はこの6人で!という他のアイドルにはない自分らしさ、 KiRaReにしかない魅力を一貫して描かれた点も良かった。この演出によって、彼女達がアイドルに懸ける想いというのがとりわけ伝わりやすくなり、彼女達への感情移入が生まれる

そして、感情移入が出来てしまえばもう今作品は無双状態。6人、或いは各2人の掛け合いに一層の面白さが生まれるし、彼女達のステージにも6人の想いが詰め込まれた歌詞とモノローグが相俟って 素直に感動出来る。7話と12話のステージなんてもう最高でしたね。

結果、回を増す毎に作品自体の魅力も増幅。王道アイドル作品の良作レールへ見事に乗っかったと思う。

 

からかい上手の高木さん2

変わらぬ日常。それを観ているだけで幸せなのです。

1期からこれは共通している所なのですが、今作品の素晴らしい最たる所はデレを西片君の前では一切見せない高木さんの上品さにある。

だからこそ不意に出る彼女の微笑みや西片君への恋心を指すのか別の何気ない事を指すのかを曖昧にさせる言動に悶えさせられる日常パートが良い。引き立たせる演出面も秀逸だったと思う。特に8話の林間学校回における元高木さんの笑顔描写の差し込み等。最高でした。

だがその中でも高木さんのもどかしい気持ちが募っているのもまた事実。(今期は西片君と手を繋げないこと)

それさえも優しく払拭し、今度は西片君側から高木さんへアプローチをかけていく11話~12話にかけての夏祭り回には今までの日常パートには感じなかった別の悶えを感じる事が出来る。まさに2重の悶え。これを味わえるのが今作品の醍醐味と言える訳です。

まるで、悶えの包囲網の中にいるような気分。

何も変わらない日常なのだけれど、終始幸せな気持ちに浸らせてくれた非常に尊い作品であると改めて認識。

 

胡蝶綺~若き信長~

前季の某短編信長ハーレム作品の質を優に超えて下さりまずはありがとうございます。

"泣かぬなら殺してしまえホトトギス"でおなじみのイメージをひっくり返される信長の優しき人柄。それを非とさせられる世界観の中で繰り広げる様々な人間ドラマが面白い。多少BLを雑に匂わせる節はあったものの、時代劇モノのシナリオとして切るに値はしなかった。

特に兄弟から敵同士へなってしまう信長と信勝の切ないすれ違い模様には涙を誘われたし、戦国の世だからこそ味わえるストーリーを堪能。

戦国の世に必要だったのは、信長のような変化を恐れない心と仲間を信じ続ける信念だったのかもしれません。

 

コップクラフト

本格派な刑事ドラマと萌え。

対極なこの2つの要素が同時に味わえた作品。

最も今作品で評価したいのは周到な構成面。特にティラナがデレる描写を決して雑に見せなかった事にある。

彼女がケイにデレを見せるのは必ず2人の関係に何かしらの進展や変化があった時であり、段階を得たぶんティラナをより可愛らしく感じる事が出来た

例えば、猫との入れ替わり回という一見間延びしたかと思わせる展開でも、その回が次話でケイとティラナが相棒へ至る過程としての役割を担っていた事に気付かされる。2人が信頼を深める流れとしては完璧だった。

他にもケイとティラナの掲げる正義の形を対比させるストーリーや構成の作り込みに関しては、作画の粗さなど気にならないくらいの面白さはあったと思う。

ただ、総集編によってやはりあの猫との入れ替わり回はただの繋ぎとしての役割でしかなかったのか?という疑惑が渦巻いてしまった点は非常に勿体ない。

また、ケイのブラックジョークや皮肉のぶつけ合い、ニューハーフとのやり取りなどコメディも充実しており、あらゆる要素を今作品を通して堪能出来た。

そして、マトバケイを演じた津田健次郎さんの声も今季の中で最もハマったキャラだと思う。ティラナの掲げる正義を抑えつけながらも、猫アレルギーなのに捨て猫を飼ってしまう等の優しさを仄めかすシーンもあったりと大人の男性として素直にかっこいいと呼べる人物だ。

 

変好き

序盤は正直、ドMな紗雪先輩とドSな結花のドン引いてしまうくらいの変態性ばかりが強調され、南条さんと瑞葉で如何に中和出来るかの戦いだった。勿論、この間不安定な回が続いたのは事実であり反論はない。

だが7話から、今までキツいという印象が大きかった変態という属性に別の視点を得る事が出来たそれは

1.変態という属性はあくまでヒロイン達の純粋な恋心を    映し出す為の手段にすぎないということ。

2.変態と純粋は紙一重だということ。

7話の小春回からそれが顕著に表れていたと思う。

秋山君という好きな人が出来ても、恥ずかしくて話しかけられない人見知りな小春。

それでも彼をいつでも見ていたいと考えた結果、盗撮をする事に。最初はピンぼけしまくりの1枚だった。だけど毎日ひたむきに彼を撮影し続ける。段々に鮮明に写り始めた写真に対して笑顔を浮かべる。そんな彼女の健気さに変態以外の純粋な彼女の恋心を見出す事が出来た

そして、ロリコンである秋山君は年上の小春先輩の告白を一度は断るものの、彼女の気持ちに本気で向き合うべく、自分のロリコン癖に立ち向かっていく彼の描写も良かった。ここからシナリオ面も面白くなり、作品としての魅力もグングン上昇していった。

その7話以降も、結花が慧輝が好きになったきっかけを過去回想混じりに描写するシーン等、変態という歪みの中に垣間見える彼女達の真っ直ぐな気持ちが強調されていき、自然と変態属性へのキツさが無くなっていった。

変態は生まれつき備わった単なる性質、それだけが彼女達を形作っている訳ではないんだと。そう痛感させられる中盤でもありました。

また、腐女子属性を建前にして慧輝にアプローチをかけていく南条さんの遠回りな恋模様も可愛かった。

特に南条さんには変態属性が慧輝への恋心を隠す為の照れ隠し的な意味合いにも捉えられて、終始変態性が強調されていなかった、それよりも慧輝への健気な想いが強く表れていた最たる例。(=彼女に関しては冒頭で感じるはずのBL属性に対するキツさや不快感が皆無)

故に、7話以降はヒロイン達の変態性がギャグの笑いや彼女達の可愛さを引き立たせる為のサブ的位置に落ち着き、その中に秘められた彼女達の真っ直ぐな恋心を掘り下げる展開が多くなり、変態ラブコメとして徐々に洗練されていった印象。面白かった。

そして何より妹ヒロインの瑞葉が可愛い!!

序盤~中盤は他ヒロインの変態属性を和らげる癒し。

終盤はメインヒロインへと成り上がるという、妹ヒロインで久しぶりに萌えられる完璧な逸材だったと思う。

まず、どれだけメインで描かれるヒロインが他のキャラクターであっても、必ず慧輝と瑞葉の会話が挟み込まれていた点が堪らない。

むしろ他変態ヒロインやシンデレラの正体に悩む慧輝の良き相談役という誰にも干渉不可なポジを序盤から確立

また、それらの掛け合いに"好きな男の子に追いかけて欲しかった"という11話で話していた瑞葉の意図が絡んでいたと考えると、シンデレラ探しに必死な慧輝に対する彼女の喜びが最終話視聴後に伝わってきて、自分としては一層幸せな気分に浸る事が出来た。

そして、お互い背中合わせで座る描写や慧輝がドライヤーで瑞葉の髪を乾かす場面等、兄妹だからこそ描けるシチュエーションを何気なく描いてくれた点も良かった。

2人の幼少期姿を拝めるOP描写も◎。本編でも2人が幼かった頃の場面を回想させ、ノスタルジーに浸らせて下さる展開にも抜かりがない。

また、紗雪先輩や結花が慧輝を取り合う場面でも決して参戦せずに、2人っきりになった所で兄に甘えたり嫉妬をぶつけるといった、必ず影で見せてくる瑞葉の意地らしい一面が終始可愛すぎました。本当に愛らしかった…

そして、僕が今作品で一番評価したい点は、瑞葉のブラコン属性を決して否定することなく元の兄妹の関係に戻った最終話ラストの展開に対して。

通常、妹が恋愛対象として兄に告白をした時に一番多いラブコメ展開は

"主人公はキッパリ断るが、彼の言動等に妹ヒロインが何かしらの勘違いを起こしていつもの日常へ戻る(この中に1人、妹がいる!等)"という無理矢理な流れが主流

だが今作品は露出狂という瑞葉の変態性を最後に提示させ、「兄妹故に恋人になれない」から 「変態故に恋人になれない」という風に主題を自然とズラした。

他のヒロインと瑞葉を、一度同じ立ち位置に置くことで何の違和感もなく、普段と変わらない日常へ戻っていく流れ且つ、今作品らしさを存分に活かした落とし所が非常に巧かったと思う。そこだけは彼女を妹としてではなく1変態ヒロインとして描き、慧輝がお断りする。この誤魔化し方が秀逸でした。

序盤のように変態属性をメインで推し出すのではなく、あくまでヒロイン達の純粋で真っ直ぐな恋心を優先させる為に変態属性を露呈させたラストの展開にはもう脱帽と感謝しかありません。このような理想的な瑞葉√を描いて頂き、本当にありがとうございました。

また、個人的に衝撃的だったのは今作のメインヒロインである瑞葉を演じて下さったのが「手品先輩」の先輩役だった本渡楓さんであった事。

先輩のハイテンションな声と瑞葉の幼くてお淑やかな声、そのどちらの声も出せる本渡さんの幅広いボイスには今後とも注目。そして本渡さんの演じる次の妹ヒロインにも目を光らせておきたい所ですね。

 

MIX

夕方アニメさながらな単調な構成だったものの、「タッチ」を読破した身にとってはその時間軸の延長である世界観を味わうことが出来たのが大変魅力的。

成長した原田君を見られたり、西村少年が勢南野球部の監督を務めていたり。そして西村監督が時に30年前の思い出をポロッと漏らす言動には感無量の思いに。

また、特に痺れたのは17話で投馬の投球フォームにかつての上杉達也の姿が重なった描写。対戦校の監督の驚きと共に、視聴者である自分も鳥肌が立つ程の衝撃と感動だった。その他、「タッチ」を匂わす演出にも感謝。

また、展開に全く関係の無い水着シーンを「視聴者サービスだ!」といって映し続けるといったあだち充先生らしいメタ演出も相変わらず面白かった。

 

キャロル&チューズデイ

ストーリーそっちのけで曲のクオリティばかりが際立っていたマーズ·ブライテスト編に比べ、2クール目ではあくまでも物語の展開における 人物達の心情を間接的に表現する為に曲が使われていた点が良かった。

曲単体では決して伝わらない歌詞の意味をストーリーを通して味わう事が出来たのは、「キャロル&チューズデイ」という作品としての価値が2クール目にして一気に上がった要因だと思う。

また1クール目では、AIによる人々の繋がりの希薄化をキャロルのバイト内容等を通して皮肉的に見せる演出を主として描き、人間vsAIという構図が作品の中心である事を示してきたのにも関わらず、マーズ·ブライテスト編でAI側であるアンジェラを肯定的に描いた事に対して作品としての本筋に不安視していた。

だが、2クール目からはキャロル&チューズデイが仇なす対象をAI自体から火星における秩序全体にへと自然に移した構成面も巧かったと思う。これによってアンジェラ=AI側という思考が外れ、彼女が家族の4から前を向くまでの過程と奇跡の7分間が綺麗に重なる最終話へと見事に繋げてくれた。鮮やかな着地点だったと思う。

 

グランベルム

期待された序盤と終盤にかけての怒涛の伸びが印象的。

1~2話は魔術師としての"陰と陽"を仄めかす"影と光"を巧く使い分ける描写といった不穏さを匂わせつつ今後の展開を暗示させる演出面が光っていた。

だが個人的に3話から~6話に関しては、バトルと日常の2つがあまり影響し合っていなかったような印象。

グランベルムで起こった事が日常シーンに何か強く衝撃を与えているかと言えば微妙。逆もまた然りで。この間の回は迫力あるバトルシーンの割には、分かりづらい演出が続く日常パートにイマイチ観応えを感じられず、段々ロボアクション単体にも飽きが回り、個人的には間延びしてしまったような印象を受ける。

また、グランベルムから脱落しても4ぬ訳では無いという世界観も、2話で語られた満月の参戦理由も、同じく2話で仄めかされた不穏さにこの時は見合っていなかった、端的に言えば温く思えてしまい、序盤の展開と設定が裏目裏目へと機能しているかのような感触だった。

しかし7話の「ミス·ルサンチマン」から新月とアンナの過去回想と色褪せぬアンナの執着を主とした日常パート(6話のED演出には鳥肌)とバトルシーンの相互作用には感情を昂らせた。共に2話で示唆された魔術師の本質となる部分も徐々に活かされてきた気がする。

それ以降もグランベルムで判明する事実や絶望が日常パートを侵食し始め、その中に救いを探し求める少女達のストーリーには途中から1ツイート感想のみでは感情がまとまりきれないくらい内容も濃く、様々な人物の立場になり色々と考えさせられる素晴らしい展開になった。

個人的には一見絶望エンドのように見えても、巧みに救いを残した最終話ラストの演出にも好感。

 

まちカドまぞく

無音になるカットが一切ないと思わせるくらいにテンポの良い会話模様とシャミ子の声を用いた擬音演出が印象的で、まさに可愛いと面白いを両立させたような作品。

魔法少女と魔族という相容れぬはずの関係を緩く塗り替える世界観に1話から癒されつつ笑わせて頂きました。

このようなマクロ的にキャラ達の掛け合いを楽しむのもよし、シャミ子と桃の会話や行動の中に垣間見える2人の友情をミクロ的に考察出来るのも今作品の醍醐味。個人的には前話以前から匂わせた伏線を回収する6話のハンバーグネタには特に唸らされた。前季における"ひとりぼっちの○○生活"に似た楽しみ方が出来たと思う。

そして終盤にかけては、魔法少女と魔族設定をおざなりにしないしっかりとしたシリアス展開。その中でも様々な微笑ましいコメデが挟み込まれつつ解決へ持っていく流れも良い。共にシャミ子と桃の友情が深まっていく終わり方も良かったです。

 

お母好き

どうしても息子目線で今作品を視聴した時に母親が下着姿になったり、同級生から異性としてみなされたり、スライムまみれになるエロ描写が終始キツかった。

唯一の救いだった真々子さん以外のヒロイン達も序盤はほぼ活躍出来ず、極端な他親子のレアケースを見せる事で大好家を相対的にアリだと促されていたような印象。

あくまで真々子さんは"母親"で真人君は"息子"。2人の親子としての関係を貫いて欲しかった。

中盤のスクール展開にしてもほぼその繰り返し。本来の親子としての関係をメディ母に示した8話の水泳対決の場面は良かったと思うが、それでも収まらぬメディ母の胸糞な振る舞いが視聴を一層厳しく。

だが終盤になるにつれ、エロではなく親子を強調した所から一気に面白く。チート能力を家事に使ったり、機械オンチな真々子さんをギャグ調に演出したりするなど、 母親ならではの性質をコメディに活かす展開が目立ってきた印象。この要素を僕はずっと待っていた。

また、それらの回に関しては真々子さんを女としてでは無く、母として描いてくれたのでエロ演出が少ない良心設計&真々子さんだけではなく、残念系ヒロインのワイズと毒舌なメディとの掛け合いやポータの可愛さといった他ヒロインの魅力も際立つようになっていった。親子問題を1話で片付けるテンポの良さも〇。

母親同伴のRPGという設定が良かっただけに、個人的には終盤のような内容で終始貫いて欲しかったとつくづく思わされるような締めでした。

 

異世界チート魔術師

非常に勿体ないの一言。恐らく原作は面白いのだろうと思わされる今回のアニメ化だったと感じた。

太一と凛が異世界へ飛ばされる動機がちゃんと存在している事やチートならではの弱点を突いてくる敵の戦法、単なる敵だと思っていた敵の幹部が実は太一のチート=才能だと思い込んでいるだけのひたむきな努力人だったり、強大な力を持つが故の苦悩があったりと。

チート能力を様々な視点から捉える展開が所々に見受けられた点は個人的に面白かったと思う。

ただそれらをアニメーションにした時に、例えば敵幹部の人間らしさを事前に匂わす為の布石が足りていない等の構成面や、バトルシーンがイマイチ盛り上がらない作画面という所で、失敗していたなという印象。

また、凛と太一がもし幼馴染なのだとしたらその関係を掘り下げる描写も足らなかった。例えば、太一が窮地に立たされ、凛が彼の身を案ずる場面において、昔にあった彼との思い出を回想させてもいいはずなのにその展開もなければ、日常パートで凛が太一に嫉妬する描写も1回しかない。しいていえば、2人の幼馴染要素を常に感じられたのはEDの歌詞から感じる凛の恋心のみ。

終始、幼馴染という個人的に尊い関係性が段々単なる戦友にへと成り下がっている印象を受けた。もし2人が幼馴染設定でなかったならすみません。

 

ドクターストーン(13話まで)

1話から13話まで 1度たりとも退屈した回が存在しない神回が一度訪れたかと思いきや、その興奮が順次更新されていくかのような手堅さが物凄い。

個人的に今季の覇権とも言っていいタイトル。

突如地球全体が石化され数千年が経過した所で主人公が目覚めるというぶっ飛んだ設定とは裏腹に、衣食住から始まり様々な物が0から作られていく地道さに何故か高揚感とワクワクを抑えられない。それに加え、漢達の熱い友情展開、少年誌ならではの要素に終始唆られた。ここに時空を超えた千空と大樹が互いを呼び起こす6話のような神がかった演出が重なるからもう堪らない。

今作品で常に描かれる主軸の部分で既に面白いので、2クール作品で起こりやすい展開の弛れ。その心配が今作品に関しては全く感じない。むしろ、ドクターストーンを超える秋アニメが現れるか心配になるほどの面白さ。

また、物が完成する度に、その技術が我々の生きる文明において如何に素晴らしい技術なのかという事を痛感させられる千空の言葉がまぁカッコイイことよ。毎回聞く度に惚れ惚れしてしまう。

あと言及すべきは 細かな伏線と大きな伏線回収の秀逸さについて。例えば神回と名高い6話において大樹が千空を助ける際に、その糸口が1話から絶えず行われていた千空の振る舞いに隠されていたり、クロムやスイカの言動から現世界と旧世界の共通点を見出す展開だったり、"ドクターストーン"という重要なタイトル回収を石鹸を用いてあっさりと済ませる展開などなど。

普通、作品の面白さの1つである伏線という要素を1話足らずであっさりと回収してみせたかと思いきや数話跨ぎの伏線も存在していたりと。巧みに張り巡らす伏線の使い方がもう素晴らし過ぎる。

これがキャラ同士の友情展開に対する興奮だったり物作りへの高揚感にも起因してくるので、もうこれが面白くならない訳がない。

これは少年漫画の金字塔といっても良いのではないだろうか。そう思わせるほどに圧巻の1クールでした。

 

ダンまち2

「英雄」「憧れ」というテーマから外れたアポロンの存在には少し不安を覚えたが、戦争遊戯編、春姫編、ヘスティア編と、 ストーリーとしての盛り上がりが随所に用意されていた点1期よりも楽しめたと思う。個人的に1期に関してはベル君が英雄として覚醒の片鱗を見せ始めた8話におけるミノタウロスとの戦闘シーンしか観応えを感じなかったので、1期とはまた違ったダンまちの魅力を味わえる2期になったと思う。

また、神様と人間との関係性を掘り下げる展開や世界観の作り込み等、改めて今作品が王道異世界モノとしての面白さに間違いがない作品であることを改めて痛感。

 

鬼滅の刃

1クール目は主要人物が炭治郎しかいなかった為に、コメディ面もバトル面もイマイチ物足りない印象で、それこそ亡き真菰と錆兎の想いが乗っかった手鬼戦しか観応えを感じなかったが2クール目から急変。

善逸と伊之助が加わったお陰で、賑やかさが増したことによるコメディ面。切ない過去を持った鬼の境遇と炭治郎達の成長といったシナリオが光るバトルシーン共に強化され作品の魅力へと変換。この2面が面白いともう今作品は強い。劇場版にも大いに期待です。

 

ロード・エルメロイII世の事件簿

物語の中心であった事件の内容や真相というよりかは、Fate/zeroにおけるウェイバー·ベルベットの成長した部分と変わらない部分が見られただけで今作品は満足。

また、征服王がギルガメッシュに立ち向かっていくFate/zeroの1シーンを彷彿とさせる演出が随所に差し込まれた点には感謝を言わざるを得ない。再び征服王と出会える事が出来た最終話はまさに至福の時間。

 

この世の果てで恋を唄う少女YUーNO

神奈√のみ良かった。あとはイマイチ。

時間を遡ること自体も歴史として刻まれる。(=ある事象に何も干渉しまいが、それが同じ事象であっても以前の時間軸とは違った結末を迎える)

という時間移動に対する今作品独特の捉え方のせいで序盤の亜由美√に関しては、全く悲しみを共有出来ないあらゆる死亡パターンの呆気なさが際立っていた。その為に、その後の救い展開にも何の感動も生まれず、人物への感情移入はあまり出来ていなかった印象。

個人的には、適度に挟み込まれるたくやのセクハラ紛いの言動や煽り発言が、視聴意欲を保つ唯一の要素。

だが中盤以降の神奈√に関してはそれらの認識が一変。

不老ならでは神奈の苦悩を丁寧に描写する回だったり、そこで積もった彼女のトラウマを少しずつ解消させる為にとりわけ何もない夏の思い出回を挟み込んだりと、今まで全く出来なかったキャラクターへの感情移入を促す丁寧な掘り下げと神奈をきっかけに物語の真相が明らかになっていく事に対するワクワク。

この2つの要素が両立されていたので、ここから作品としても期待が持てる√になった。更にたくやのカッコイイ主人公気質、美少女をより可愛く見せるfeelさんの真骨頂目立つようになり面白くなってきたと思う。

だが、終盤の異世界編から再び亜由美√時同様の虚無感に襲われることになる。

まずたくやの誠実さが露骨に奪われている異世界編に入って、神奈を差し置き他ヒロインと結婚&子供を作ってしまう。反乱軍のリーダーを落ち着かせる為に1夜を過ごしてしまう等、たとえセクハラ紛いの言動はしてても最低限守っていたラインを簡単に越えてしまう彼の行動には甚だ疑問が残ってしまった。異世界編でのカッコイイ主人公気質が失われてしまった印象。

他にも謎の擬人化や刑務所デザインの粗さ等の展開の雑さが目立ってしまった事も残念。

終いには、今作品の本筋とも言える世界の真実やそれに伴う生贄の残酷な必然性。それを受け入れ決断する流れもあまりにあっさりし過ぎていた点は流石に酷い。

これを観る為に今まで視聴していた訳ではないんだと憤りを覚えてしまうくらいの雑さ。まるで、あくまでここで描きたいのは事実のみであってそこに至る過程や人物の心情といった中身の部分は必要ないと告げられたかのような最悪の気分でした。

結末に関してもクエスチョンマークが尽きず、モヤモヤが収まらないラスト。要するに今作品に関しては、アニメではなく原作をプレイするべきということですね。

ただ1クール2クール共にOPEDは最高でした。

 

推し紹介

1位 桐生瑞葉(変好きより)

圧倒的なトップ。最高のブラコン属性&最終話において、至高の瑞葉√を観せて下さり感謝。今季、彼女に出会えて良かった。(詳しい魅力等は変好き総括にて。)

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2位 ロリ (女子高校生の無駄づかいより)

Bockyを差し出す際の「んっ」が特に可愛かった。

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3位 草摩楽羅フルーツバスケットより)

前季に続きランクイン。夾の境遇を透が救った為に、幼馴染として負けフラグが立ってしまった事が少し心配。持ち前の明るさで、3クール目以降巻き返して欲しい。

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4位 アイリス炎炎ノ消防隊より)

OPにおいて、上空から降りてくる彼女の描写が好き。

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5位 アシェラッドヴィンランド・サガより)

漢として憧れる。マジでカッコイイ。

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