なゆーのテキトーブログ

普段はTwitter(@oxygen60499747)より感想兼考察を投稿していますが140字では抑えきれなかったリアルでは言えないアニメへの想いをひたすら綴るブログとなっております。自分が感じた事を上手く言語化出来るように善処します。

魔法少女まどかマギカ 総括感想(ネタバレ有)

終始いつ何があってもおかしくない魔法少女達の過酷な運命にドキドキが止まらず久しぶりに1クール通して全く退屈せず視聴出来た。幼少期の頃に抱いていた魔法少女のイメージを崩壊させるような絶望展開の中で写される彼女達1人1人にある純粋な『正義の形』。その為に葛藤する各ヒロインそれぞれの人間らしさに惹かれた。特に10話丸々使った暁美ほむらのパートというのは9話までの彼女の非情な行動に全て理由付けがされ且つ1話冒頭の伏線回収を同時に行うといったまさに神回だった。歌詞にほむらの無愛想な表情に隠された想いが全て綴られていた事に気付かされるOPを10話最後に持ってくる演出も最高でした。OPの絵柄からもてっきりまどか視点の歌詞だと思っていた所での良い裏切り演出…。鳥肌と感動でめちゃくちゃになるような体験でした。

また最終話の展開には賛否両論分かれると思うが今まで他の魔法少女の後ろに隠れ行動を起こせなかったまどかが魔法少女となり初めて自身の正義を形にした場面なので自分としては肯定してあげたい。ただ個人的には5人の魔法少女が全員生存するという甘々な√も観てみたい所ではあります。何も悪い事なんてしていない。そんな彼女達の過酷な運命に対する報いがあっても良いのではないか…